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甘い物は、キレやすい子供を作る

太った子供と、おしゃべりな子供は、落ち着いて勉強できないことが多い

 

太った子供の場合はたいがい、お菓子や甘い飲み物が手放せず、隙があれば甘いものを食べようとする。

 

そしてそういうものを食べないように諭しても、逆ギレするような反抗的な態度を取ったり、講師の目を盗んで、何が何でも甘いものを食べようとする子供もよく見かける。

 

甘い物がキレると、無性に甘い物を飲み食いしたくなり、甘い物を求めて凶暴化し、キレるのである

 

こういう行動が目につくようになったのはここ数十年だが、最近まで何が原因なのか、ハッキリしなかった。

 

なので当初はビタミンやカルシウムの不足だとか、クッキーやソフトドリンクに使われている食品添加物が原因ではないかなどと疑われていたが、「精製された炭水化物、つまり砂糖」が原因だと分かってきた。

 

炭水化物は、ずっと無害な食品だと思われていたが、様々な害があって、その一つがこういう問題行動だったのだ。

 

実際、アメリカとドイツの研究者たちが血糖値が上がりやすい甘いドリンクを飲んだあとの様子を、脳スキャンで観察して見たところ、脳の「側坐核(そくざかく)」という部分が活性化することがわかった。

 

脳の側坐核とは、快感を感じたときに活性化する部分で、タバコのニコチンやコカインなどの麻薬に反応する部分である。

 

なのでこの研究では、「血糖値を急激に上げる食べ物は、ニコチンやコカイン同様の中毒性をもたらす可能性がある」と結論づけている。

 

つまり太って落ち着きがない子供というのは、「糖質依存症炭水化物中毒」に陥っていて、お菓子や甘い飲み物がなくなると凶暴化するのは、禁断症状を起こしていたってことらしい。

 

→「高炭水化物食品(ハイカーブ・フード)は中毒の引き金になる」High-carb foods may trigger addictive response in the brain(英語)



砂糖中毒・砂糖依存症はどういう風に起こる?

精製された炭水化物や糖質(砂糖)、つまり甘いお菓子やコーラ、ジュースなどは、血液中のブドウ糖濃度(血糖値)を急激に上げる。

 

これによって脳は快感を覚え、脳の側坐核(そくざかく)が活性化する。

 

側坐核は、タバコのニコチンや、麻薬のコカインで活性化される部分で、甘い菓子やコーラやジュースには、タバコやコカイン同様の作用があるらしい。

 

炭水化物中毒・糖質依存症の患者は、ニコチン中毒の患者に似た行動を起こすことは、以前からよく知られていたようだが、脳スキャンによって、それが確かめられた形だ。

 

ではなぜこんなことが起こるのかというと、砂糖などの甘みにはまず、痛みを和らげる作用があるのである。

 

漢方などでは甘味は「補養作用」の働きがあり、元気を補い、身体を緩め、毒を中和するとされていて、元気がないときや疲れたときに役に立つ。

 

甘いものを食べたり飲んだりすると、なんだかホッとするのは、甘みの作用だ。

 

なので多くの人は「痛みや苦痛」を感じたら甘いものを食べて苦痛をやわらげようとする。

 

ところがこれがだんだんクセになって、甘い物をいつも食べるようになる。

 

学校帰りや仕事帰りに、毎日お菓子やスイーツなどを買って食べ始める。

 

これが中毒の第一段階の「乱用(周期的な過剰摂取)」だ。

 

そしてスイーツの乱用が続くと「摂取量の増大」が起こり、次に現れるのが「離脱症状(りだつしょうじょう)」だ。

 

離脱症状とは、いわゆる禁断症状というやつで、「やめると起こる、不快な症状」のことである。

 

つまり、最初は「痛みをやわらげるため」に甘いものを食べていたのが、何にもなくても「食べないではおられなくなり」、必死で甘い物を求め出すようになる。

 

これを「渇望」というが、太った子供が、先生の目を盗んででも甘いものを食べようとするのは、まさにこの状態だと言うことだね。

 



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