偏差値45の壁 試行錯誤ができない子供たち

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偏差値42以下は、基礎学力不足

中学受験生を教えていると、いくつかの壁があることが分かる。

 

最初の壁は偏差値40から45くらいで、この壁を越えられないまま、受験本番を迎える生徒も多い。

 

中学受験の模試は、小学生が全員受けるワケではなく、教育熱心な家庭の子供が受験する。

 

なのでだいたい偏差値45くらいが、平均的な子供の成績の目安になるんだけれど、偏差値40以下は、小学校で100点がとれないレベルだ。

 

偏差値40以下の生徒は、殆ど家で勉強しないタイプで、一にも二にも基礎学力が足りなくて点数が取れない。

 

どういう感じの子供かというと、国語では読み書き問題で間違えが多く、接続詞などの簡単な選択肢も間違えてしまうレベル。

 

算数では計算問題で間違えが多く、一行問題も解ける問題が少ないので、点数を取れるところがほとんど無いレベル。

 

問題を解くスピードも遅いし、確認や検算どころか、問題も見ないで適当に回答欄を埋めている

 

こういうレベルでは、受験本番でも確実に取れる点数が計算できないから、指導も当然、基礎学力をつける指導になる。

 

一斉授業塾では、もっとちゃんと家庭学習をやるように指導されるだろうし、個別指導塾やプロ家庭教師なら、読み書きや計算の練習を毎回させることになる。

 

塾としても、基礎的な知識も身についていない生徒を、学校に送り出すと評判が悪くなるので、とにかく最低限の読み書きと、基本的な計算だけはできるようにして受験させる

 



偏差値45の壁とは?

中学受験模試の偏差値42以下は、基礎学力が極端に不足しているレベルで、漢字や言葉の読み書き問題や、計算問題で間違えが目立つ。

 

国語では接続詞を選ぶ問題や、文中から単語を探す問題など、比較的正答しやすい問題も落とす。

 

算数では、単位換算などもできないし、一行問題(短い文章題)も解ければラッキーという程度だ。

 

偏差値42以下の生徒は、知識が穴だらけなので、こういう子供を個別で指導する場合は、1学年下や初級の教材を用いて、あちこちに開いた穴を埋める指導をすることになる。

 

しかし偏差値が45を越えることは難しくて、これがいわゆる「偏差値45の壁」だ。

 

偏差値が45を越えられない子供に大きく欠けているのは「試行錯誤力」で、彼らは「色々やってみて正答に辿り着くということができない」。

 

算数でも、足したり引いたり、掛けたり割ったりして、なんとなく良い感じの答えが出たら、それを解答用紙に書き込むだけだ。

 

中学受験では、答えだけ書けば良いから、どんな方法で答えを導き出しても、その答えが合っておれば良いのだが、算数の文章題を見たら、適当に計算を始め、何の根拠もない答えを平気で書き込むのにはビックリする。

 

「一生懸命、答えを書いたからいいでしょ?」みたいな感じで、何が何でも正答に辿り着こうという気は無い。

 

彼らにとって、答えが合っているかどうかは偶然であって、合っていればラッキー、合ってなければアンラッキー、…と言うような当て物感覚らしい。

 

こんな根拠のないことをやっていたら、成績が上がらないのは当たり前やね。

 


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