中学受験 9月からの勉強法・ラストスパート記事一覧

模試は、秋からが本番だ。というのも9月からの模試は、出題範囲が全範囲に広がるし、模試の参加者もドーンと増えるからだ。7月までの模試は、どこの塾の模試でも、出題範囲が狭く限られていた。模試の出題範囲は4月までに発表されているので、模試に対策していた塾の生徒の成績は良いし、対策していない塾の生徒の成績は悪い成績を取る。大手の中学受験塾が主催している模試も、その塾内のカリキュラムで最近学んだことから出題...

9月からの模試は、ある意味、化けの皮がはがれる試験だ。今までは、目先の狭い範囲の勉強を、しっかりやっておれば点数が取れた。流水算とか、食塩水の問題だとか、出題される問題がわかっているから、基本問題と、出題範囲の問題だけ、繰り返し練習してやっておれば、そこそこの成績と、そこそこの偏差値が取れた。しかし9月からの模試は全範囲の模試で、どういう問題が出るかわからない。基本問題は、あちこちの単元から少しず...

模試の判定では、合格圏内なのに、過去問をやってみると全然点数が取れない。模試ではずっと合格なのに、実際の入試問題には歯が立たない。こういうことは、よくある。合否判定で合格だというのに、これって一体何なんだろう、といつも思う。考えられることはいくつかあるが、一つは、模試の問題レベルより、実際の入試問題のレベルが高い場合は、当然ながら歯が立たない。模試というのは、いろんな学力レベルの受験生が受けるので...

偏差値レベルが低いのに、入試で難しい問題を出す中学がある。「こんな問題出しても、みんな解けないやろ」などと思うが、そういう学校は結構ある。偏差値が低いのに難しい問題を出す学校は、公表されている合格最低点は55点くらいだが、実際はもっと低い点数でも合格できそうだ。学習塾推薦があれば、かなり下駄を履かせてもらえるかも。こういう中学は、どちらかというと、実際に難しい問題を解く学力よりも、難しい問題に挑戦...

模試は9月からが本番だ。9月からは試験範囲が全範囲になり、いろんな塾から受験生が集まってくる。そのため、9月からの模試の結果は、受験校を選ぶ重要なデータになる。9月の模試、10月の模試、11月の模試、そして12月初めくらいの模試で、合格可能性がわかるわけだ。ところが11月・12月の模試で、目指す中学のA判定(安全圏)が出ても、全く安心なんてできない。というのもA判定をもらっても、合格できる率はせい...

9月からの模試は12月に終わる。この最後の模試が終わってからが、最後の実力アップのチャンスだ。特に冬休みから入試直前までは、最終チェックを兼ねた総復習をして、基本事項に欠けや落ちがあったら、徹底的に穴を埋めないといけない。小6の秋までは新しい勉強を進めたり、模試に備えなければならなかったので、こういう基礎的な復習や訓練は後回しだった。漢字の読み書きや算数の一行問題などは、塾ではなかなか時間が取れな...

中学受験、合格のための最後の追い込み。まず最初にチェックしないといけないのが、漢字の読みと計算問題・一行問題だ。成績が悪い子供というのはたいてい、漢字・熟語の読みができなかったりするので、ちゃんと読めているか全部チェックすべきだろう。熟語の場合、読みだけでは無く、その言葉の意味もわからないといけないが、いちいち辞書を引く時間がもったいない。最近は「語彙力アップ教材」というのが出ていて、熟語の意味を...

中学受験のための最終チェックは、志望校の過去問を解くことになる。生徒に過去問を解かせて、その回の合格最低点と見比べる。出版社から出ている過去問集には、試験回ごとの最高点と最低点、そして平均点などの情報が載っているので、それと比べるわけだ。私が働いていた個別指導の学習塾では、本番入試の3ヶ月くらい前から、いくつかの学校の過去問を中学受験生にやらせてみて、どの程度できるのかを確認していた。が、たいてい...

小6の秋からは、入試本番を意識した勉強に移行しないといけない。入試本番を意識した勉強とは、入試で確実に点数を取る勉強だ。大手塾の場合は、夏休み前で授業は終わりで、秋からは志望校別クラス編成での演習や、志望校対策に内容が変わる。これは受験生のレベルに合わせて、確実に合格できるように指導するためで、同じくらいの偏差値の生徒を集めて指導する。ただし同じくらいの偏差値の子供でも、得手不得手というのがあって...

中学受験本番が近付いてくると、生徒が入れる学校があるのか心配になってくる。偏差値が高くて学力レベルが十分な生徒の場合は、志望中学のレベルを落とせば、いくらでも入れる中学があるが、学力レベルが低い生徒の場合は、なかなかそうは行かない。また多少できる生徒でも、自分の子供の学力と志望校のレベルがよく分からない親御さんは、難関の超有名校しか念頭になくて、とんでもない志望校を言い出してきたりする。少し計算力...

受験直前の12月の受験勉強では、「穴を見つけて、埋める」ことと、「タンパク質を摂る」と言うことが重要になる。受験本番まであと1ヶ月ちょっとという時期になってから、新しいことを始めても間に合わないことが多い。高校受験だとか大学受験の場合は、本人のやる気さえあれば、6週間もあれば新しいことも詰め込めるのだけれど、小学生の場合は、中々難しい。やれることと言えば、今までやってきたことの復習で、できなかった...

受験本番が迫ってくると、実際にどの学校を受験するか、志望校の選択が重要になってくる。そこで「志望校を変えるべきか」が大きな問題になる。志望校を変えるといっても、たいていは志望校のレベルを下げると言うことで、「より受かりやすい中学を受ける」という事になる。生徒を直接教えていて、学力レベルや性格を知っている塾講師からすると、とにかくまず合格確実な学校を受験してもらいたいのだ。ところがその結果、「2ラン...

中学受験の志望校選びは、難しい問題だ。中学受験を始める時には、自分の子供の学力なんてまず分からない。学習塾にやれば学力は上がると思っているが、それがどの程度かなんてわからない。さらに他の中学受験生が、どれくらいの学力があって、どれくらい勉強しているかなんて言うことも、なかなか分からない。そこで小学校5年生くらいから模試を受けて、子供の偏差値を知り、自分の子供の学力レベルを知るくらいから、ようやく具...

中学受験、小6の9月からの勉強法。6年生の9月からは、入試本番に備えた勉強方法に移行する。そこで露わになるのが、基礎学力のあるなしだ。一斉指導塾では、6年生の夏までは、小学校で習わないような、ちょっと進んだ勉強や、頭を使う勉強を、否応なしにさせられる。生徒が理解できるかどうかは置いておいて、とにかくまず入試で出題される全領域を教えるわけだ。なので、子供一人一人が、どういう状態にあるのかは、模試の成...

九歳の峠とか10歳の壁というのは、小学4年生以降の勉強が、うまくいかないという現象だ。学校では、小学校4年生くらいから、様々な抽象的な概念を学ぶ。分数や小数などの端数は4年生からだし、面積だとか体積だとか、速さだとか濃さ、単位あたりの数・人口密度なども少しずつ学び始める。なぜ4年生から抽象概念を学ぶかというと、実は10歳になるまでは理解できないからだ。子供の脳は約10年かけて成長し、大人の脳になる...

模試で偏差値40以下の成績をとる子供は、基本的な読み書きや、計算問題、一行問題(簡単な文章題)ができない。そのため、模試でも10点とか20点しか取れず、合格判定でも努力圏ばかりのE判定で、受ける中学が見つからない状態になる。ならばやるべき事は簡単で、基本的な読み書きや計算問題を、とにかく繰り返し練習すれば良い。そうすれば一般の小学生レベルの、偏差値45くらいの点数は取れるはずだ、、と思う。ところが...

偏差値40未満の子供の場合、まず漢字や熟語がしっかり読めない。漢字や熟語は、たとえ書けなくても、とにかく読めて意味がわかればよいのだが、読めないんだから、先へ進まない。なのでまず漢字や熟語が読めるように、早い時期に叩き込んでおかないといけない。それと同時に、その言葉の意味を、根気よく教えないといけない。というのも中学受験生が読めない言葉というのは、たいていの場合、抽象的な言葉だからだ。抽象的な言葉...